「UpdraftPlus」のバックアップ・復元がうまくいかない場合の解決法

サイトが何らかの原因で破損してしまった場合、「UpdraftPlus」を使ってバックアップするのが便利です。しかしながら、時折、「エラー: Existing unremoved folders from a previous restore～」が表示され、復元が出来ないケースがあります。表示されている「Delete old folders」を押しても「UpdraftPlus – 古いフォルダーを削除」となり、「wp-content/plugins-old: OK」などの複数の文章が表示されるだけでまったく進展がない場合があります。そのようなときの対処法をご説明いたします。まずはその前に「UpdraftPlus」について簡単にご説明いたします。

UpdraftPlusについて

UpdraftPlusは正式名称を「UpdraftPlus: WordPress Backup & Migration Plugin」といい、WordPressのための人気のあるバックアップおよび復元用の公式プラグインです。このプラグインは、WordPressサイトのデータを定期的にバックアップし、必要な場合に簡単に復元できる機能を提供します。

主な特徴と機能

• バックアップの自動化: 定期的なバックアップスケジュールを設定。
• クラウドストレージへのバックアップ: Google Drive、Dropboxなどに保存。
• 手動バックアップ: 任意のタイミングでの手動バックアップ作成。
• サイトの復元: バックアップからの簡単なウェブサイト復元。
• ファイルとデータベースのバックアップ: サイトのファイルとデータベースをバックアップ。
• マルチサイト対応: WordPressのマルチサイト設定にも対応。
• バックアップの暗号化: セキュリティ向上のためのバックアップデータの暗号化。
• プレミアムオプション: 有料版で追加機能が利用可能。

復元が出来ないWordPressサイト復元ガイド

1. 「Duplicate entry」エラーの解決

このエラーは、データベースの特定のテーブルに既に存在するキーでレコードを挿入しようとしたときに発生します。

解決策

• データベースのクリア: WordPressデータベースを完全にクリアする。

2. 「Existing unremoved folders」エラーの解決

このエラーは、以前の復元から残っているフォルダが原因で発生しています。

解決策

• フォルダの削除: 「Delete old folders」を選択して、古いフォルダを削除します。

3. バックアップの完全な復元

復元を行う前に、WordPressサイトとデータベースがクリーンな状態であることを確認してください。

• UpdraftPlusを使ってバックアップを復元します。

その他のヒント

• エラーログの確認
• サーバーのリソース確認
• 技術サポートの利用

WordPressサイトの復元には、いくつかの重要なステップが含まれます。最初に、データベースに「Duplicate entry」エラーが発生した場合、これは特定のテーブルに既に存在するキーでレコードを挿入しようとした時に起こります。これを解決するためには、WordPressデータベースを完全にクリアする必要があります。次に、「Existing unremoved folders」エラーは、以前の復元から残っているフォルダが原因で発生します。これを解決するには、「Delete old folders」を選択して古いフォルダを削除します。

バックアップの完全な復元には、復元を行う前にWordPressサイトとデータベースがクリーンな状態であることを確認し、UpdraftPlusを使用してバックアップからサイトを復元します。その他のヒントとして、エラーログの確認、サーバーのリソースの確認、必要に応じて技術サポートの利用が含まれます。これらのステップを適切に実行することで、WordPressサイトの復元がスムーズに進行します。

なや、この手順を踏んでも復元が出来ない、或いはやり方がよく分からない方はお気軽にWordPress救急隊にご相談ください。